自動車人/呉毓 不景気に見える2020年では'底流'がある、自動車企業の間で提携が活発的に起こり、'安定'と'規模'は回避できないキーワードになる。 2019年には自動運転を狙った戦略的な提携が多かった。NIOは第2世代プラットフォームを基盤にL4レベル自動運転モデルを構築に向け、Intel傘下のMobileyeと提携した。ToyotaとSuzukiは株式相互保有の形で、純電気自動車とコンパクトカーの生産を計画するが、資源は依然として自動運転に重点を置いている。現時点一旦中止されてはいるが、Mercedes-Benz AGとBMW Group間の協力も高級自動運転技術を目指している…… 2020年には、自動車企業間の戦略協力が全面的に'電気化'と'安定'に重要性を当て浮き彫りになり、'規模'を強化する傾向も明確である。 センターに立たされたサプライヤは、Musk氏が自ら立ち寄ったCATLだ。面談時間はわずか40分だが、その重要度は非常に高い。4ヵ月後、CATLはModel 3の電池サプライヤに公式化された。この提携により、Tesla上海工場の部品の国産化率が向上しただけでなく、国産Model 3の原価削減の土台となり、2020年Teslaの営業利益が更に向上することが想像付く。 Teslaとの提携により、CATLの実力保証効果が十分に表明された。今年7月、Hondaは中国現地の子会社である本田技研工業(中国)投資有限公司を通じて、CATLの非公開株式を購入した。株式保有の直接的な利点は、Hondaが中国で新エネルギー自動車を作るためのパワーバッテリーをCATLが供給することだ、CATLのパワーバッテリーを搭載したHonda新エネルギー自動車モデルは2022年に中国で発売される予定だ。 'HondaとCATLの戦略アライアンス'の間接受益者は、GMの中国における合弁企業だ。最近開かれたGMのEV Day、中国GM会長Julian Blissett氏は、SAIC-GMとPATACはUltiumバッテリーシステムの基盤になるアーキテクチャと制御システム設計に深く関与し、Ultiumバッテリーシステムの国産化実現の成功に注力していると話した。この声明は、中国での発展に対するGMの自信を確認でき、Ultiumバッテリーの国産化を正式的話題に上せた。 HondaとGMのバッテリーシステム提携を検討に関しては、今年4月に、GMの高度柔軟なグローバル電気プラットフォーム(Ultiumバッテリーを搭載)に基づいて、2つのHonda新規電気自動車を共同開発することに合意した。Blissett氏の表明は、Ultiumバッテリーの国産化に向けた'明確な表示'となる。つまり、CATLはGMが承認したパワーバッテリーサプライヤーであることだ。 米中対抗が絶えずエスカレートしている中、傘下の合弁企業の電動化変革に高信頼性と高安全性のサプライチェーンを提供することは、デトロイトの願望を遂げた事だ。 電気自動車市場が熱く盛り上がっている中、合弁企業の中国サプライチェーンの'固定化'、産業チェーン安全の強化において、テクノロジーに専念するHondaが持続的な'喜び'を提供して、新しい世界を創出する源泉だ。