自動車人/張恒
8月、中国自動車市場での販売が継続回復し、米中自動車株の株価が急騰した。
2020年8月第一週から第三週まで、中国乗用車小売販売は1日平均3.7万台に達し、前年同期比12%増加した。8月は一般的オフシーズンであり、今年8月第1、2週目は多くのメーカーが休暇、第3週に入って、作業再開と共に市場回復の進捗は予想を上回り、市場需要も安定的改善していると示した。自動車業界は5月から、乗用車販売は月々と増加し、全体的景気回復が事実となった。
8月27日、中国国家統計局は7月工業企業利益に関する資料を発表した、7月全国の規模以上工業企業の利益総額が5895.1億元に達し、前年比19.6%増加した、成長率は先月より8.1%向上し、3ヵ月連続の上昇や成長率加速していることが明らかだ。機械製造業の収益は急速に成長し、自動車、電子などの主力産業が特に目立っている、自動車業界は販売回復と投資収益増加に支えられ、利益増加が6月の16.9%から125.5%へ大幅に上昇した。
北京時間26日夜、理想自動車米国上場株価は28.25%急騰し、23.38ドルで取引を終え、市場価値は200億ドルに迫った。過去3取引日の間、理想自動車の累積上昇率が60%に達した。UBS、Goldman Sachs、Morgan Stanleyは其々理想自動車の株購入や保有等級を関する報告書を発表し、2022年には11.5万の販売台数を達すると予想した。NIO自動車の株価は同日14.57%上昇の20.44ドルに達し、市場価値は242億ドルとなり、今年累積上昇率は400%を超えた。今年400%以上の向上を見せたのはテスラだ、8月26日株価は6.42%上昇の2153.17ドルに達し、市場価値は4000億ドルを上回り、世界で最も高価値の自動車会社となった。
8月27日、中国A株50種以上の主要産業セクターのうち、自動車セクターが4位を記録した。その中、華域自動車は同日7.14%上昇の24.75元で取引を終え、金杯自動車は5.62%上昇の6.77元、寧徳時代は5.43%上昇の204.95元に達し、市場価値は4774億元を記録した。また、宇通客車は4.98%、上汽集団は4.92%、広汽集団は3.48%、何も大幅に上昇した。
資本市場における新旧完成車メーカーのろじかるが全く違うことは簡単に発見できる。伝統的自動車企業の場合、鋼鉄、インフラストラクチャ、不動産と共に依然として周期株に分類されるが、テスラ、NIO、理想自動車等の新造車勢力は、IT会社の推定値と類似し、テクノロジー株のロジカルによって急騰する。
米中間の矛盾激化及び米国からの圧迫が続く中、現在社会全般、特に資本市場における科学技術と革新に対した曾てないレベルの重視が向けている。市場価値の評価において、資本市場は創造的精神を持った企業に熱狂的に報いる。
8月27日、小鵬汽車はナスダックで証券取引を正式に開始した。上場初日は41.47%増加の21.22ドルで取引を終え、市場価値は159億ドルを記録した。中国のいくつかの自動車製造新勢力の市場価値推定値は、相互に影響することが分かる。今は自動車新勢力の市場価値の黄金時代だ、恐らく今後相当な期間、米中は科学技術分野で競争関係となり、同時に、科学、技術、イノベーションに新たな意味を付与することになるでしょう。