自動車人/管宏業 米国と日本市場の低迷と対照的に、Toyotaの中国市場売上高は次々と更新された。9月に、Toyotaの中国市場新車販売台数は17.94万台に達し、前年比25.3%増加となり、月間販売台数の史上最高値を記録した。 実際、Toyotaは中国市場で6ヵ月連続の前年比プラス成長を達成した。1月から9月まで、Toyotaの中国市場累積販売台数は前年比6.9%増の126.24万台を記録した。Toyotaは2020年販売目標を前年比8.6%増の176万台に設定した。 車種別の観点では、Corolla、Levinなどの主力車種とLEXUSブランドが好調だ。9月の月間販売台数は、Corollaが41.3%増の3.74万台、Levinが5%増の2.27万台を販売した。LEXUSが13.3%増の2.01万台を販売した。 Toyotaが中国で最初に設立した合弁会社であるFAW Toyotaは、設立以来の17年間の累積販売台数は800万台を達した。 2003年9月、FAW Toyota自動車販売会社が設立され、初代Pradoが登場した。2004年に、第9世代Corollaと初代Viosがリリースされた。2018年には、TNGA豊巢概念に基づいた初SUV IZOAが発売された。今では、AVALON、New RAV4、第12世代New Corollaなど10モデル以上の車種が次々と発売され、多路線共に売上が上がり続ける。 2005年はFAW Toyotaは設立二周年を迎え、累積販売台数は10万台を達成し、2020年までの累計販売台数は800万台を突破した。同時に、市場占有率は5%台に上昇した。TNGA構造とToyota QDR生産基準によって、FAW Toyotaの製品は、消費者の支持及び信頼する高品質を生み出す、これにより、読みが出来ない厳しい市場環境でも、トレンドに逆らうことができる。17年間、FAW Toyotaは実力で日系ブランドの高品質を築成した。 FAW Toyotaは2005年に、中国市場初のハイブリッドカーであるPriusを導入した、中国消費者に全新製品の体験をもたらすと共に、それからの15年間、中国ハイブリッド市場の発展をリードし、現在のハイブリッド市場の繁栄状況の基台を築き上げた。現時点、FAW Toyotaのハイブリッド製品の累計販売は32万台に達し、中国市場で最も売れているハイブリッドカーのブランドだ。 2020年に発生したウイルスは、雲に覆われたように、人々の生活と心理に暗い影を落とし、自動車産業に大きな衝撃を与えた。FAW Toyotaもウイルスと苦戦しながら、800万台という成果に歩み辿った。 今年1月から9月まで、FAW Toyotaは前年比61%増の568388台の販売台数に達し、A株を18%アウトパフォームした。市場占有率は前年比0.8%上昇の4.4%になった。在庫率は0.7前後に安定して、8月で0.3-0.4に低下した。ディーラー利益は前年比48%向上し、販売ルートの健全な発展によって、ディーラーはサービスレベルと業務能力に焦点を当て、消費者により良い利用とサービス体験を提供することが出来た……即ち、経営上の量と質、両場面で良い成果を収めた。 FAW Toyotaの一連のデータは、ウイルス事態で衝撃を受けて厳しい環境の中、活気が満ちる信号となり、その強い競争力を外部世界に発信する事となる。 計画によると、FAW Toyota は2022年まで、1千万規模の顧客保有数を達し、年間生産販売も100万台規模に一段階アップグレードされる予想だ。