東風有限公司社長の山崎庄平(Shohei Yamazaki)が、このほど「自動車人」のインタビューを受け入れた。中国は「Nissan NEXT企業変革計画」のコア市場としての約束がさらに実現され、強化されていることが明らかにした。
東風有限公司社長の山崎庄平
新型コロナウイルスの影響が世界中に続いているにもかかわらず、乗用車と小型商用車の全シリーズ製品を扱う中国初の自動車合弁会社として、東風自動車は今年の第1四半期に35.2万台を販売し、前年同期比71%増となった。
数日前に閉幕した上海自動車ショーで、東風有限公司は、斬新なNissan X-TRAIL、Nissan Ariya、インフィニティQX55などのスーパーモデル、および第2世代のNissan e-power技術、Nissan VC-turboスーパーエンジンなどの先端技術を披露した。
Nissanがこのほど発表した2021年度生産・販売台数報告書によると、2021年度の世界販売台数は前年同期比12.4%減の419万8806台だったが、中国市場では13.7%増となり、過去最高の年間販売台数を記録した。
これに基づいて、中国顧客、中国市場、および東風有限公司の優先順位は、Nissan内部でより高く配置された。中国市場、中国顧客、中国デザインをサポートすることができるようになった。世界の自動車メーカーの「新四化」の変革トレンドに直面して、Nissanは中国でのレイアウトを徐々に着地させ、技術Nissanの優位性を強化し続けている。
山崎庄平は、電動駆動の問題に関して、Nissanが今年の上海自動車ショーでe-POWER技術を発表したことを明らかにした。東風有限公司は2021年から2025年にかけて15モデル(純電気とe-POWERを含む)の発売を計画しており、電気駆動率は2025年までに売上高の33%に達すると見込まれている。
2025年までに、6モデルのe-POWERと3モデルのVC-Turboエンジンを含む、Nissanブランドの9モデルに電気駆動技術が導入される予定。
自動運転に関しては、2022年までにNissanのコアモデルの70%にこの技術が搭載される予定。インテリジェントネットワーク接続に関しては、2024年までに9モデルにnissan connectを導入し、中核車種の90%を占める。
新エネルギー製品に関しては、初めてe-POWERを搭載したSYLPHYが今年後半に正式に発売される。昨年の北京自動車ショーで発表されたAriya 電動SUVも、これからも進捗がある。
山崎庄平氏が、Nissanのe-power技術には3つの特徴がある。第一に、フル電気駆動、第二に効率な発電、第三に、早く充放電である。この3つの特徴によって、EVのような加速感を提供するとともに、静かで燃費が良く、快適性も優れていることで、お客様により良い体験を提供する。「私たちは、中国でこの方向に製品の強みを強化している」と説明した。
東風汽車は、インテリジェンス、ネットワーキング、電気駆動、共有化のモデル転換をめぐり、ブランドの競争力を高めるために製品とテクノロジーを同時に開発してきた。(自動車人/張敏)
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