広汽Honda 「2022 VE-1 TAシリーズ」が正式に発売された。今回はは2つのバージョンに分かれて、価格帯は17.48万元~18.48万元となった。
外観では、「Sporty Dynamic」の設計理念を継承しつつ、グリーンランドホワイトと玉石緑の2つの新色を追加した。また、18インチのリジッドホイールを採用したほか、前後のヘッドランプにLED光源を追加し、全体にシルバーメッキを施したバンパートリムを採用することで、よりまとまりのある洗練されたデザインに仕上げている。
インテリアでは、インジウムメッキを施したX字型の中央操作部が未来感と技術感を際立たせ、赤と青のアンビエントライトとLCDインストルメントパネルが9段階の明るさのつながりを形成した。
VE-1 TAシリーズは、Honda独自のMMコンセプトに基づき、魔法のような空間設計でクラスをリードしている。バッテリーレイアウトを最適化し、ラゲッジルームの収納スペースを437Lに拡大し、リアの4/6分割可倒式シートを倒すと1214Lの収納スペースになっている。
テクノロジーでは、VE-1 TAシリーズに新たな12.3インチのカラーフル液晶インストルメントパネルを初めて搭載し、中央のDA画面との情報インタラクションをサポートする。更に、充電画面の可視化やマルチメディア再生/通話情報、及びナビゲーション同期マッピングなどのをサポートし、より簡潔で直感な視覚体験を実現している。シンプルでエレガントな3ポジションのセルフリセット式ノブシフト機構を採用し、走行モード別のスイッチボタンを中央にレイアウトすることで、新しいワイヤレス充電モジュールのスペースを確保しつつ、操作性を高めている。
パワー面では、VE-1 TAシリーズには引き続きHonda独自のSPORT EV技術が搭載され、モーターの最高出力は120kW、最大トルクは280N・m、100kmあたりのエネルギー消費量は14kWh以下、NEDC複合航続距離は480kmにアップグレードされた。
VE-1 TAシリーズは、精密な制御戦略とサスペンションの最適化設定により、同じ車高でありながら応答性と滑らかさを向上させている。優れたフィルタリング性能、より安定した快適なシャシーダイナミクス、軽快で正確なステアリングも全面グレードアップした。また、18インチの大径高性能ホイールと低転がり抵抗のサイレントタイヤの採用により、静粛性が大幅に向上している。
VE-1 TAシリーズは、N(コンフォートモード)、S(スポーツモード)、B+N(強回復モード+コンフォート)、B+S(強回復モード+スポーツ)の4つの走行モードを備え、ほとんどの走行シーンに対応できる。スポーツモードでは、パワーレスポンスが活発で加速が速く、コンフォートモードでは、加速が滑らかでレスポンスが良くなる。
また、VE-1 TAシリーズは、インテリジェンスやネットワーク接続性など、あらゆる面でアップグレードされている。自動車キーを例にとると、新たに4ドアのワンタッチウィンドウリフト機能が追加されたほか、WOW STATIONでは、携帯電話のAPPで車両の状態をリモートでリアルタイムに確認できる機能や、ドアの開閉、エアコンのスタート/ストップ、車の検索などの新たなリモート操作が可能になるなど、コア機能が充実している。
VE-1は、Hondaの「三電」システムを継承し、マルチアングルバッテリーパックのアンチコリジョン構造を採用することで、バッテリーの安定性と安全性を最大限に確保している。一方、VE-1 TAシリーズは、従来の高い安全性を維持しつつ、エネルギー吸収能力を高めたACEボディ構造を採用している。フロントにi-SRSインテリジェントデュアルエアバッグ、フロントにサイドエアバッグ+乗員検知装置、BOSブレーキプライオリティシステム、VSAビークルスタビリティコントロールシステムを搭載し、ユーザーに安心して運転していただけるようにした。
「2022年VE-1 TA」シリーズの発売により、EVSUV市場におけるVE-1の競争力がさらに強化され、広汽HondaのEV化製品が充実し、電動化戦略がより速いペースで進むことに貢献している。
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