先日の広州モーターショーで正式に発表された新世代のLexus NXはプラグインハイブリッド、ハイブリッド、ガソリンの3つのパワーオプションが用意され、価格は31.88万元〜54.88万元となっている。
Lexus中国の李暉実行副総経理は、「人生は宴会に行くようなもので、楽に振る舞わなければならない。 新世代のレクサスNXは、人生の旅路にある人々に寄り添い、内側から輝く優雅さと安心感で、人生の新たな章を迎えたいと願っている」っ述べた。
Lexus中国の李暉実行副総経理
新世代のNXは、GA-Kプラットフォームをベースに、低重心、高剛性、軽量なボディにより、優れたハンドリング性能を実現している。Lexusドライビングシグネチャーのチューニングをベースに、従来の上質な乗り心地に、よりリニアなレスポンスと緻密なバランスを加え、人とクルマの一体感を楽しめるようにしていた。
新世代のLexus NXは、熱効率がよい2.5リッター直列4気筒エンジン、大容量・高出力のリチウムイオンバッテリーパック、電気モーターからなるパワートレインを搭載したLexus初のプラグインハイブリッドモデル。195kWの出力と76kmの航続距離を誇るWLTCは、都市部での通勤や長距離の運転に最適だ。また、ハイブリッドモデルでは、新たにECVTシステムを採用し、高性能なリチウムイオン電池パックと合わせて、道路上での快適性を実現した。
また、電動4輪駆動の「F SPORT」モデルでは、専用のスポーティなエクステリア・インテリアデザインに加え、最新のアダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムAVSやスポーツダンパーなどの専用装備を採用し、より高いレベルのドライビングプレジャーを実現している。
Lexus中国の陳忱副総経理は、「新世代のNXでは、最も注目すべきブレークスルーは、レクサス初のプラグインハイブリッドモデルの導入、ブランドの全面なEV化と電気化の実現に向けた強い決意を示すものだ」 とコメントしている。
Lexus中国の陳忱副総経理
新世代のLexus NXは、Lexusの新しいデザイン言語をベースに、プロポーションやテクスチャーを補完する新しい美学を構築している。フロントグリルは、縦方向にU字型のパターンを取り入れた新しい立体のスピンドルデザインを採用し、縦方向に伸びることでボンネット前部と一体化し、車両前方のボリューム感を強化している。自動車の後部では、スピンドル形状がテールゲートの中央に向かって細くなり、両サイドのリアウイング形状やレイヤー状のスルーテールライトと相まって、後部の広々とした空間とワイドホイールベースによる力強い姿勢を強調している。
インテリアでは、EV概念社車LF-30やLF-Zから受け継いだコンセプトコックピット「Tazuna」が、新世代NXで市販デビューを果たした。
全車に搭載されている新世代のLexus Intelligent Safety System LSS+3.0は、ミリ波レーダーと単眼カメラの検知範囲を拡大することで、幅広い交通状況や運転シナリオの認識を大幅に向上させている。
新世代NXでは、より使いやすい技術特徴を備えた新世代のマルチメディアシステムを導入し、最大14インチのフルHDタッチスクリーンディスプレイを搭載している。新しいインテリジェント音声アシスタント、クラウドベースのナビゲーション、ローカライズされたAPPは、より直感で便利なHCI体験をもたらす。
LexusブランドのEV化元年となる2022年、北京オートショーでは、新プラットフォームを採用したLexusのEVモデルが世界初公開される。初のPHEVモデルとなる新世代NXは、Lexusの電動化において先駆の役割を果たす。(自動車人/盧山)
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