広汽ホンダはこのほど、新型INTEGRA e:HEVを正式に発売した。新車は3つのバージョンが発売され、価格は16.39万-18.69万元。
広汽ホンダのセダンラインの「スポーツ担当」として、INTEGRA e:HEVが2.0L直噴エンジンを搭載したHonda第4世代i-MMDハイブリッドシステムを初めて搭載した。新車はHonda Architectureの新アーキテクチャをベースに、ハイブリッドシステムを完璧にフィットさせ、Bセグメントセダンに迫る動力性能をユーザーにもたらし、スポーツ体験を大幅に向上させた。
第4世代i-MMDハイブリッドシステムの導入により、INTEGRAは現在販売されている唯一のMT、CVT、E-CVTの3つのパワートレインを含む合弁A+クラスセダンとなった。
INTEGRA e:HEVに搭載される第4世代i-MMDハイブリッドシステムは、内燃機関部分に2.0L直噴エンジンを採用しており、この2.0L直噴エンジンは13.9超高圧縮比、350Bar高圧多段噴射技術を統合し、41%の超高熱効率を達成した。
第4世代i-MMDハイブリッドシステムは先代の技術と比較すると、最新鋭の超高熱効率内燃機関に適合したほか、バッテリー、電子制御、電気駆動の3大コア分野でも相応のアップグレードを行った。2.0L+モーターの組み合わせで、パワーデータはすでに従来の3.0L V6自然吸気エンジンに近い。
Honda Architectureの新しいアーキテクチャのおかげで、INTEGRA e:HEVの高強度ボディの熱間成形鋼の使用比率は10.6%に達した。軽量化された素材とボディ強化された骨格を融合することで、第4世代i-MMDハイブリッドシステムのパワフルな電気駆動性能を最大限に発揮することができる。
INTEGRA e:HEVは1415mmの超低全高、1575mmの超ワイドリアホイールベースに加え、第4世代i-MMDハイブリッドシステムのIPUインテリジェントパワーユニットをリアシート下に配置することで、従来の低重心をさらに10mm下げた。同時に、前後軸カウンタウェイトも再設計された。
INTEGRA e:HEVは、フロントマクファーソン+リアマルチリンクの4輪独立サスペンションを採用し、高剛性アルミ合金サブフレームを装備。また、ハイブリッド特性に合わせて、INTEGRA e:HEVのシャシーも細かく二次チューニングされた。
Honda Architecture新アーキテクチャはまた、INTEGRA e:HEVに経済性と快適性での進化をもたらした。純電気モード、ハイブリッドモード、エンジンダイレクトドライブの3大駆動モードのスマートスイッチングにより、INTEGRA e:HEV WLTC総合モード燃費は4.39L/100kmと低く、1タンクのオイルで1千キロをストレスなく走ることができる。
運転の楽しさを高める動力性能と操縦性能にしても、車での体験を最適化する経済性能と快適性にしても、広汽ホンダのHonda Architecture新アーキテクチャプラットフォームはそれを実現し、製品力を生み出した絶対のな功労者と言える。Honda Architectureの新アーキテクチャと第4世代i-MMDの新型ハイブリッドシステムとの初の融合も、INTEGRA e:HEVの最大の見どころの1つだ。
INTEGRA e:HEVは、広汽ホンダが注目するHonda SENSINGを標準装備している。また、Honda Architectureの新構造が提供する高剛性ボディと、全車に標準装備された10エアバッグのおかげで、INTEGRAは中保研のC-IASI衝突テストで、車内乗員安全指数、車外人安全指数、車輌補助安全指数の3大コア項目でいずれも最高等級の優秀(G)評価を獲得した。
広汽ホンダハイブリッドアライアンスは「INTEGRA e:HEV」の発売後、そのメンバーはすでに6車種に達し、セダン、SUV、MPVの全カテゴリーをカバーしている。より厚い技術基盤と経験の蓄積は、INTEGRA e:HEVがより広範な市場を開拓するのに役立つ。INTEGRA e:HEVもハードパワーによって、「パフォーマンスハイブリッド」という独自の魅力ポイントを製品に深く組み込んだ。(自動車人/麦可)
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